駅伝ランナーはなぜオタクが多いのか?山の神柏原竜二や下田裕太など・・・

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マラソンや駅伝などの長距離陸上競技の選手にはアイドルファンや、アニメ、声優ファンいわゆる「オタク」と呼ばれる趣味を持つ人が多数います。

短距離ではほとんどこういった趣味を公言する人は見かけませんが長距離では頻繁に見かけます。毎年箱根駅伝の時期になるとオタクランナーの一覧や推しメンバー、キャラクターなどがまとめられた表が作成されるくらいです。

この表で挙げられている名前はほとんど声優とアニメキャラクター。「山の神」として有名になり、引退した柏原竜二選手もアニメ、声優オタクとして有名です。

ではなぜ短距離走者と違って長距離走者にはなぜオタク趣味の選手が多いのでしょうか?

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有名なオタクランナー達、下田Pやあの山の神も・・・

引退を発表した「山の神」、柏原竜二は花澤香菜ファン

東洋大学に在学時箱根駅伝の5区、山登り区間で圧倒的な成績を収めたことから「山の神」として一躍有名になった柏原竜二さん(先日引退を発表)もそんなオタクランナーの一人でした。

箱根駅伝のプロフィール欄には好きなタレントに声優の花澤香菜さんの名前を挙げています。またラジオに出演する際に花澤さんとの対面を熱望し、直接会ってプレゼントを渡したそうです。

実際に柏原さんのtwitterはアニメ情報で溢れていてほっこりします。

東京オリンピックでも期待の下田裕太はアイマスP

2016年の東京マラソンで日本人2位に入り、青山学院大学の駅伝部に所属している下田裕太選手は人気ゲーム「アイドルマスター」の大ファンであることが知られています。

アイドルマスターのプレイヤーはP(プロデューサーの意)と呼ばれ、この下田選手はアイマスPとしてかなり有名なようです。

もちろんtwitterもアニメだらけ。下田さんが走る際はアイドルマスター公式アカウントから応援を受けるなど認知も受けている様子。

おそらくアニメ要素がふんだんに盛り込まれるであろう東京オリンピックにも出場が期待される選手で、楽しみにしているファンも多いそうです。

駅伝選手にオタクが多い理由は練習時間の長さが影響?

長距離は練習時間が長い

お二人以外にも上記の表のようにアイドル、アニメ声優ファンを公言する長距離ランナーはとても多いです。

短距離スプリンターと比較して長距離ランナーがオタク趣味に傾く理由は練習時間と競技性にあるのではないか?と言われています。

駅伝やマラソンはご存知の通り走行距離、走行時間がとても長い競技です。当然昼間の練習から何十キロ何時間も走り通し。そして体を休める期間はしっかり運動をしないで身体を回復させることが望まれます。短距離選手の練習時間が短いわけではありませんが、ワンセットあたりの練習に掛かる時間はやはり違うでしょう。

そうなると長距離選手は外に遊びに行くことはままなりませんよね。自然と動かなくても楽しめるゲームやアニメなどに興味が行くのは考えられることでしょう。アニメがまだ一般的じゃない時代は深夜ニュースの女子アナウンサーが人気だったようですね。

実際引退した柏原さんは「これで週末にライブに行ける」とそれはそれで喜んでいるようです。

短距離、長距離の競技性の違い

競技性の違いからくる部分もあるかもしれません。

当然ながら短距離と長距離では使う筋肉が違いますし適性も異なります。

長距離は全体のペース配分や自分の限界に挑戦するメンタル、ポジションを取る駆け引きのための頭脳などが求められます。しかし短距離の選手は一瞬の爆発力と筋力が全てで細かい駆け引きやペース配分は必要ありません。

ここから見るに長距離は競技中に「自分の限界と闘う」、「内部の自分と向き合う」時間が長いので比較的内向きの趣味に走りやすいのかもしれません。駅伝はたすきをつなぐ仲間がいるとはいえ基本的に長時間一人で走るスポーツですからね。走りながら様々な自問自答もあるででしょう。

アニメファンやアイドルファンはどの業界にも一定数いると思いますが駅伝では毎回好きなタレントに声優やアイドルの名前が出るので選手としても推しメンバーやキャラクターの名前を堂々と出しやすい文化であることも「有名なオタクランナー」が多い要因の一つだと思いますね。

もはや駅伝の名物にもなりつつある「好きなタレント」欄。アイドルファンやアニメファンはアスリートと共通の趣味を見つけられるかもしれないのでチェックした方がいいかも!?

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