2017の菊池雄星は期待大!デーブと和解しメンタルも改善か

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埼玉西武ライオンズのエース(仮)として君臨する菊池雄星選手。

花巻東高校時代から注目を集め、ドラフト時は6球団から1位指名を受けたことからも分かる通り素晴らしい素質を持った選手でメジャーリーグからも声が掛かった事でも知られています。

最大の特徴である左腕から繰り出されるストレートはマックス157km。キレのあるスライダーとカーブも兼備している大型左腕です。

しかしその菊池選手にはデーブ大久保元監督との裁判にまで発展したトラブルや極めてマイペースな性格で噂になる事も多い選手です。

今回は菊池雄星選手の性格やデーブ大久保氏との事件やその影響、2017年の調子などについて見ていきましょう。

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マイペースすぎる菊池雄星

期待されるも伸び悩み

菊池雄星選手は6球団からドラフト1位指名を受けました。全球団の半分を占める球団が1位に指名したということは今も相当な活躍をしているはず・・・と思いきやデビュー後は期待されたほどの活躍は出来ていませんでした。

2015年まで二桁勝利はなし。それどころか1年間ローテションをまともに守ったこともありませんでした。2016年は12勝と数字を上げ、投球も大分しっかりしてきましたがまだまだドラフト1位の価値、絶対的エースと呼ぶには早いでしょう。

菊池選手が伸び悩んでいる主な原因はメンタル。強烈な球筋に似合わず神経質過ぎるのです。それまでの回調子が良かったと思ったら突然コントロールを乱したりすることもあります。完封できそうなときは画面で見てても球に無駄な力が入っていくのが分かります。このメンタル面を克服しないと絶対的エースにはなれないでしょう。

マイペースで神経質な性格

菊池選手は性格がとてもマイペースであることが知られています。

基本的に他人の話やアドバイスを聞かず、自分のペースで調整や練習に臨むことが多い選手です。

先発投手の中には結構多いタイプですよね。ソフトバンクの松坂大輔選手や阪神タイガースの藤浪晋太郎選手もマイペースで有名です。

しかし菊池選手は野球でも私生活でもあまりにマイペース過ぎるのです。野球に関して当時西武ライオンズに所属し、現ソフトバンク監督を務めている工藤公康氏に自分からアドバイスを聞きに行ったにも関わらず全然話を聞かなかったため工藤氏に怒鳴られるといったこともありました。

菊池選手は素直ではありますがどうやら不満がはっきり顔に出てしまうタイプのようで・・・よくコーチやチームメイトに苦言を呈されているのを見かけます。

デーブ大久保と裁判沙汰も菊池のメンタルに影響か?

菊池雄星選手と言えば元コーチだったデーブ大久保氏との裁判沙汰にまでなったトラブルが有名です。

デーブ大久保氏は西武ライオンズの2軍コーチを務めていた2010年。所属する選手への暴力や行き過ぎた指導行為があったとして解任されています。

そしてその後、デーブ氏は球団を訴え裁判にまで発展するのです。このとき西武ライオンズ側から暴力を受けていたのが菊池雄星選手だったと公表されました。

菊池選手の耳をつねる写真が出回ったり、2軍の試合中にも関わらず菊池選手にスルメを取りに走らせる姿もキャッチされています。

さらにデーブ氏は遅刻した選手に強制的に罰金を課してそれを飲み会の代金に使用するなど素行の悪さが目立ちましたが、これを球団にチクったのは菊池だと勝手に決めつけて公の場で非難するなど菊池選手に攻撃します。結局行動を問題視された西武から解雇されるという流れになりました。

上の項で書いた通り菊池選手はマイペースではありますが試合中に突如崩れるなど神経質な面もある性格です。その選手にこんな振る舞いをしたとあれば当然メンタルに悪影響はあってもいい影響は皆無でしょう。

菊池選手のプロ入り後の伸び悩みに影響があったことは否めません。

アドバイスをあまり受け入れないなど菊池選手側の態度に問題があった可能性もありますが・・・それにしてもデーブ氏の行為は行き過ぎでした。解雇は当然でしょう。

この件の解決については2017年にデーブ氏が西武ライオンズのキャンプを訪れ、現シニアディレクターで当時西武の監督だった渡辺久信氏を交えて菊池選手に謝罪したことを明かしています。

その場では菊池選手も「すみません。僕が悪かったです」と号泣。おそらく菊池選手も態度が良くなかったという自覚があったのでしょう。現在では和解しデーブ氏も菊池選手のことを「本当にいい投手になった」と評価しています。

2017の菊池雄星は期待大

プロ入り後伸び悩んでいた菊池雄星選手ですが、2016年は2桁勝利を記録し2017年も1流先発投手の証である2年連続2桁勝利を目指して邁進しています。

4月21日の日本ハム戦でも相手打線をわずか1安打に抑える完封完投勝利を記録し、目下絶好調。

課題だった精神面でもキャッチャーの炭谷銀仁朗選手を始めとした周囲のアドバイスを積極的に取り入れるなど成長が見られます。また年齢を重ねるにつれ後輩も増え、以前より周囲に気を配る場面も増えたように見えますね。

2016年にフリーアナウンサーの深津瑠美さんと結婚したこともメンタルに好影響を与えているでしょう。

このままのペースでやれれば西武ライオンズの絶対的エースに間違いなくなれますし、本人が憧れているメジャーリーグへの道も見えてくると思います。

先発大型左腕は日本では非常に貴重なので2017年の菊池雄星選手には大きく期待しています。

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