ブラジル代表ダビド・ルイスのプレースタイルは?コンテの元で進化!

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一時期調子を落とすも2016-2017シーズンでチェルシーに復帰してから再び輝きを取り戻しているブラジルのダビド・ルイス。

パーマがかかった髪型も特徴的な選手ですがプレーも非常に特徴的かつ個性的な選手です。

今回は見事チェルシーで復活を遂げたダビド・ルイスのプレースタイルについて見ていきたいと思います。

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ダビド・ルイスのプロフィールとモウリーニョとの関係

ダビド・ルイスのプロフィール

 

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名前ーダビド・ルイス・モレーラ・マリーニョ(David Luiz Moreira Marinho)

国籍ーブラジル、ポルトガル(代表はブラジル)

出身地ーディアデマ

生年月日ー1987年4月22日

身長ー189cm

体重ー73kg

ポジションーDF、MF

利き足ー右足

ダビド・ルイスは元々ブラジルの名門クラブサンパウロFCのユースでサッカーを始めた選手でしたが、サンパウロでは他の選手のレベルが高すぎたのかサンパウロユースには残れずにヴィトーリアに移籍してサッカーを続けます。(ヴィトーリアもブラジルではそこそこ名門)

現在では屈強なCBというイメージが強いルイスですが、子供の頃は10番だったそうですね。人が足りなくなったので急遽ディフェンダーの練習をした所、これがものすごい活躍を見せて16歳でトップチームデビューしています。

初の欧州挑戦は19歳。ブラジルと同じくポルトガル語が通じるポルトガルスーペルリーガのベンフィカでした。

ベンフィカではすぐにスタメンに定着、大活躍を見せて2011年プレミアリーグの強豪チェルシーに移籍します。

チェルシーではビラス・ボアス監督の下でDFらしからぬ攻撃能力やフィジカルを活かして活躍、重用されていましたが・・・

2013年に元チェルシー監督でDFに強い規律を求めるジョゼ・モウリーニョが復帰するとルイスは起用される事が少なくなり、出場機会が激減

そんな状況を考慮してルイスは2014年、フランスリーグのパリ・サンジェルマンに移籍する事を決断しました。

モウリーニョとの関係は良くないか

PSG移籍後もルイスはモウリーニョについて「自分にとってスペシャルな存在ではない(スペシャルワンというモウリーニョの自称を引用して)」と言っていますし、CLでPSGとチェルシーの試合が行われた時は、当時PSGのイブラヒモビッチが退場した後にわざわざモウリーニョの近くまで行って「10人でも勝つからな!」と煽ったりしていました。

どうやらダビド・ルイスはモウリーニョの事を相当良く思ってないようですね。

そして2016年そのモウリーニョが去って新たにアントニオ・コンテが監督に就任したチェルシーに戻ってきたのです。

ダビド・ルイスのプレースタイルは?

フィジカルと突撃守備が特徴のDF

ダビド・ルイスのメインポジションはセンターバックです。チーム状況によってはボランチをやる事もありましたが現監督のコンテは「彼はセンターバックの選手」とDFラインで起用しています。

特徴は強靭なフィジカルを活かした「ボール奪取能力」、「空中戦の強さ」、「攻撃センス」です。

ボールホルダーに積極的にアタックしてボールをもぎ取る能力は世界で見てもレアルのセルヒオ・ラモスなどと共にトップクラスだと思いますね。しばしばポジションを離れてでもボールに食らいついて奪い切るシーンがよく見かけられます。

身長も189cmと大きく、見た目通りに空中戦も強いです。総じて「球際に強い」タイプの選手だと言えるでしょう。

この記事→ブラジル代表マルセロのプレースタイルは?足元が上手くて陽気な性格?で紹介しているマルセロもそうですが、ルイスもブラジルのDFらしく攻撃センスが豊富。

特にロングフィードの精度が非常に高く、DFラインからゲームの流れを一変させるパスを出せます。2016-2017シーズンでチェルシーが優勝できたのはアザールやジエゴ・コスタに一発で通すダビド・ルイスのパス能力が大きく関係していたと考えます。

以前は軽率なプレーに批判も・・・コンテの元で進化

試合であまり使われなかったモウリーニョ時代はこの積極的すぎる守備や攻撃に参加しすぎてDFラインに大きく穴を開けてしまう事も少なくなかった事が原因で正直モウリーニョには嫌わていましたね。

そしてその判断ミスの多さや軽率なタックルの多さは元イングランド代表で現解説者のガリー・ネヴィルに「プレイステーションで10歳が操作しているみたいな選手」などと酷評されていました。

2016-2017シーズンにチェルシーに復帰が決まった際もラインを守る守備を重要視するコンテのサッカーに適応できるはずがない、(再獲得した)チェルシーはアホだ、なんて言われてもいましたね。

しかし蓋を開けてみると以前の積極的なアタックや球際の強さはそのままに、軽率なタックルや穴を開けるようなまずいポジション取りは劇的に減り、失点の少ないチェルシーの絶対的なセンターバックとして君臨。成長の証を見せました。

ユベントスやイタリア代表で堅守を誇っていたコンテ監督の指導もルイスのDFとしての成長には大きかったと思いますね。

また今期のチェルシーはコンテ式の3バックを使用していたため、センターバックが2人のフォーメーションより積極的な前からのアタックにチャレンジしやすいシステムだったことも幸いしたでしょう。

いずれにしても使い方を間違えなければDFとしてまだまだトップクラスでやれる事を証明したシーズンでした。来季も楽しみです。