サッカーにおいて左利きで小柄な選手というのはロマンがありますよね。
マラドーナやメッシもそうですが、何か独特のセンスを持っている人が多いです。
Jリーグ川崎フロンターレに所属し、U-20日本代表にも選ばれている三好康児選手もそんな左利きで小柄な選手の系譜を継ぐ一人。
今回は三好康児選手のプロフィールやプレースタイルを紹介したいと思います。
三好康児のプロフィール
出身地 神奈川県川崎市
生年月日 1997年3月26日
身長 167cm
体重 61kg
利き足 左足
三好康児選手は川崎市生まれで小学生の頃から川崎フロンターレのユースチームに所属している生粋の川崎っ子です。
川崎フロンターレのファンやチームの顔に近い中村憲剛選手からもかなり目をかけられているみたいですね。
日本代表はU-16から各世代で招集されており、チームの中核を担ってきた選手と言えるでしょう。
ベスト16まで勝ち進んだU-17ワールドカップでも先発している選手です。
三好康児のプレースタイル
三好康児選手のメインポジションは2列目。川崎フロンターレや年代別代表では主に右サイドのアタッカーを務める事が多いです。
特徴は細かいタッチを繰り返すドリブルとラストパスセンス、2列目からの素早い抜け出しです。似ているのはメッシやパウロ・ディバラ、アレクシス・サンチェス、香川真司など・・・現代サッカーの2列目アタッカーとしてはわりと流行っているタイプの選手だと言えるでしょう。
身長は167cmと小柄でフィジカル能力の高いタイプの選手ではないですが、相手チームのポジションの隙間を突くセンスがあり、仮にフィジカルで競りかけられてもキープドリブルでいなすテクニック寄りの選手ですね。
いわゆる「止めて蹴る」というサッカーの基本動作を高いレベルでこなせ、DFラインの間でパスを受けてゲームを作るのが得意。
DFの間で受けるのが上手いのでバルセロナのメッシのようにポゼッション時に能力を発揮する事が多いですが、カウンター時にも能力は活きます。
カウンター時に三好選手のセンスを感じるのはラストパス。そこそこ高い位置でボールを奪った時に一旦三好選手にボールを入れると裏を取るにせよ足元に入れるにせよフォワードに精度の高いパスを出すことができます。
またミドルシュートも精度が良くて、ペナルティボックスぎりぎりのラインを細かいタッチドリブル1、2人外して狙いすましたシュートが上手い印象です。
身長の低さもあって守備ではそこまで期待できないですが・・・この手の選手に守備のインテンシティを期待してもいい結果にはならないと思います。守備はパスコースを切ったりプレスを積極的にかけるくらいに留めておいて、攻撃のセンスを磨いた方が伸びる選手だと思いますね。
こういった攻撃の流れに一味違ったアクセントを出せる選手は貴重なので、順調に育って欲しです。