スイス代表エンボロのプレースタイルは?将来が楽しみなシャルケのストライカー

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近年アフリカからの移民者が増えているヨーロッパですが、その影響はサッカーにも及んでいます。

フランスやドイツ、イングランド、ベルギーなど強豪国の代表には必ずと言っていいほどアフリカ系の選手がおり、アフリカ由来の身体能力プラス幼い頃から一流クラブで教育を受けたテクニックを両立させ猛威を振るっています。

FCシャルケに所属するスイス代表のブレール・エンボロもその一人。

今回はフィジカルとテクニックを高いレベルで両立させる若手ストライカー、エンボロのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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ブレール・エンボロのプロフィール

 

Erster Tag auf Schalke 🔵⚽ #glückauf#testtaghintermir#s04#vatoslocos

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名前ーブレール=ドナルド・エンボロ(Breel-Donald Embolo)

国籍ースイス、カメルーン(代表はスイス)

出身地ーヤウンデ

生年月日ー1997年2月14日

身長ー185cm

体重ー86kg

ポジションーMF、FW

利き足ー右足

エンボロはカメルーンの首都ヤウンデ生まれですが、幼い頃母親に連れられてスイスに移住しているためカメルーンとスイス両方の国籍を所有しています。

サッカーキャリアのスタートはスイスの名門FCバーゼルの下部組織から。

そして2014年、当時まだ17歳という年齢だったエンボロはトップチームに昇格し、プロリーグデビューを飾ります。

翌シーズンからは主力に定着し、2014-2015に公式戦17ゴール、2015-2016に13ゴールを記録するなど10代にして得点能力を発揮します。

このエンボロの活躍にはバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、ヴォルフスブルクなど多くのクラブが注目しますが、エンボロが選んだのはドイツブンデスリーガの強豪で若手育成に定評のあるFCシャルケ

怪我もあってゴール数はまだそれほど多くないですが、多くのチャンスに絡んでいます。

また代表は生まれたカメルーンではなくスイス代表を選択、若年ながらA代表の柱としてプレーしています。

POINT

・幼い頃スイスに移住

・バーゼルにて17歳でデビュー

・ビッグクラブの争奪戦にもなる

ブレール・エンボロのプレースタイルは?

進化し続けるフィジカルセンス

 

✖🙅🏽‍♂️😤⚽ #vatoslocos

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エンボロの主なポジションはセンターフォワードです。たまにウイングなどサイドのポジションでもプレーすることがありますね。

エンボロのプレースタイルで特徴的なのは「絶対的なフィジカルの強さ」、「裏抜けのセンスとスピード」、「意外なテクニックの高さ」です。

エンボロは身長185cm、体重86kgと大柄な選手で、アフリカにルーツを持つという事実が示す通りフィジカルコンタクトに絶対的な強さを見せるタイプのフォワードです。

ブンデスリーガはプレミアリーグと並ぶフィジカルプレーヤーが多いリーグですが、体を当てられても問題なくボールをキープできますし、空中戦ももちろん強いです。言わずもがなシュートパワーも強烈でレンジが広いですね。

通常20歳そこらのプレーヤーはまだ体が出来上がってないことも多いですが、その点エンボロは生まれ持った肉体の力でディフェンダーをねじ伏せる事ができると言えますね。

そのフィジカルはバーゼルで共にプレーしていた柿谷曜一朗をして「18歳(当時)であのフィジカルはホンマの化け物、エンボロがいるといないではチーム自体が変わる」、「バーゼルはエンボロ頼みのサッカー」と称していたほどです。

スピードとしなやかさも併せ持つ

そしてエンボロは上記のようなガツガツ系のフィジカルだけでなくスピードテクニックといったしなやかさも持ち合わせているのがさらに凄いところ。

特に相手の最終ラインの隙間と裏を狙う際に発揮されるスピードは超一流のものを感じさせます。

エンボロはよくオフサイドに引っかかっていますが、それは逆にエンボロが積極的にラインの裏を狙っている事の証明でしょう。

フィジカルに秀でたプレースタイルを持つ選手の中には特定のポジションでボールを待つだけのフォワードも多いですよね。

しかしエンボロは積極的に裏に走りこむことでパサーのためにコースを作り、またディフェンスラインを下げさせる役割もこなすことができるのです。

ドリブル時のボールコントロールもなかなかにテクニカルでトリッキー。足の長さを活かして絶対に取られない位置にボールを置きつつ相手を外してシュートコースを作ることが可能ですね。

このようにエンボロは体の強さ、スピード、テクニックと三拍子そろった万能アタッカーですが、ビッグクラブに移籍するのであればトップリーグでもうちょっとゴールを奪わなければいけませんね。

上記のようにプレー中、エンボロはスピードを活かしてサイドに流れ、チャンスメイクなども積極的に行うプレースタイルなので数字上のゴール数=貢献度ではないですが、そうは言ってもビッグクラブのフォワードなら数字は必須です。

ただエンボロはまだ21歳とキャリア序盤なので成長の余地は十分あるでしょう。もしシャルケから移籍するのであれば万能アタッカーであるエンボロを小さくまとめるのではなく、より能力を引き出すようなクラブに移籍してほしいですね。

将来的にスタープレーヤーになる可能性があるのは間違いありません。

またロシアワールドカップでもスイス代表におそらく選ばれるでしょうからそれも楽しみですね。

スイスはスーパードリブラーのシャキリや司令塔のジャカなど地味ながら優れた選手を多数抱えているのでダークホースになる可能性もあります。

彼らのような質の高い選手と組めばエンボロのプレースタイルはより輝きを増すでしょう。

シャキリのプレースタイルはこちらも参考に→スイス代表シャキリのプレースタイルは?ストークシティ所属のカットイン系豆タンク

ジャカのプレースタイルはこちら→スイス代表ジャカのプレースタイルは?パスセンスに長けたアーセナルの司令塔

POINT

・柿谷も驚愕のフィジカル

・裏抜けもできるタイプ

・テクニックもなかなか

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