3月25日は競馬の祭典ドバイワールドカップ!日本馬は勝てるか?

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3月25日はドバイワールドカップデー!

W杯は野球やサッカーだけじゃない!

この3月はスポーツファンにとって忙しい時期が続きますね!侍ジャパンが挑むWBCや3月23日、28日にはサッカー日本代表がW杯最終予選に挑みます。

しかし国際大会は野球やサッカーだけではないのです。

3月末と言えば競馬ファンにはおなじみ、アラブ首長国連邦(UAE)で行われるドバイワールカップが開催され、2017年も多数の日本馬が海外の強豪と強さを競い合います。

重賞レースは芝とダート、距離も短距離から長距離と合計8レースが開催され、「ドバイミーティング」とも呼ばれることがあります。

メインイベントであるドバイワールドカップは一着賞金が日本円で約6億円以上。石油産出国らしく世界でもトップクラスの賞金額を誇るレースになっています。

それでは今年のドバイミーティングに挑む日本馬とライバルになる海外馬を見ていきましょう。

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ドバイミーティング出走予定馬と見どころ!

GⅡ ゴドルフィンマイル(ダート1600m)

出走予定日本馬ーカフジテイク(福永祐一騎手)

出走時間ー20:45(日本時間)

根岸ステークスを鮮やかに差し切り、G1フェブラリーステークスでも後方から追い込んで3着に入ったカフジテイクが参戦。ドバイのダートは比較的前に行った馬の方が有利で、後ろの馬が追い込んで勝ったレースはあまり記憶にないですが・・・もしペースが速くなればいつもの豪脚が見られるかもしれません。

どのみちスタートが良くない馬ですし、やることは決まっているので難しい事を考えずにシンプルにレースをしてほしいですね。

GⅡ UAEダービー(ダート1900m)

出走予定日本馬ーエピカリス(クリストフ・ルメール騎手)

        アディラート(武豊騎手)

出走時間ー22:25(日本時間)

昨年、ラニが制したUAEダービーにはデビュー以来、ダートで4連勝中、日本ダート界の将来を担うエピカリスが出走します。先団に取り次いで他馬を振り落としていく様はまさにドバイやアメリカのダートにはぴったりだと思います。

負けはしましたが前走で3着以下を突き放してエピカリスと接戦を演じたアディラートもスピードが豊かで楽しみですね。

GⅠ ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)

出走予定日本馬ーディオスコリダー(シェーン・フォーリー騎手)

出走時間ー23:35(日本時間)

昨年の6月にデビューしてまだ5戦しか経験していないフレッシュな3歳馬が果敢にゴールデンシャヒーンに挑戦です。この時期日本にはダート短距離で大きなレースがないのでこちらに出る事を選んだのだと思いますが・・・

いかせんダート短距離はアメリカ馬やUAEの馬が強く、そもそも日本馬は出場することが少ないこともあってあまりいい結果が出ていません。

GⅠ ドバイターフ(芝1800m)

出走予定日本馬ーヴィヴロス(ジョアン・モレイラ騎手)

        リアルスティール(クリストフ・ルメール騎手)

出走時間ー24:30(日本時間)

日本馬の主戦場、芝の中長距離に挑むのは昨年の同レース覇者リアルスティールと昨年の秋華賞を勝った牝馬ヴィブロスです。2頭とも前走の中山記念は負けていますが調子を崩していたり明らかに前哨戦仕上げだったので本番では変わってくれることを期待します。

※追記 リアルスティールは残念ながら鼻出血のため回避となりました。

ライバルになりそうなのは昨年のフランスG1ジャックルマロワ賞を制しているリブチェスター、名牝ザルカヴァの娘ザラクなど。

GⅠ ドバイシーマクラシック(芝2410m)

出走予定日本馬ーサウンズオブアース(クリストフ・ルメール騎手)

出走時間ー25:05(日本時間)

中々勝ち星に恵まれないながらも重賞で好走し続け、昨年のジャパンカップでは2着に入っている愛すべき善戦マン、サウンズオブアースがドバイシーマクラシックに挑戦します。実力を考えるとG1を取ってもおかしくない馬なのですが・・・いつも何かが前にいるんですよねー。

今回はライバルも強力。昨年のこのレースで日本の2冠馬ドゥラメンテを破り、その後もイギリスのG1を2勝しているポストポンド、昨年のブリーダーズカップを勝ち、凱旋門賞で2着、香港ヴァーズでもサトノクラウンの2着に入るなど強力な先行力を持つハイランドリールなど強豪が揃っています。

サウンズオブアースはこれらの強豪を相手に初の海外レースとなりますが、環境が変わることがいい刺激になるといいですね。

G1 ドバイワールドカップ(ダート2000m)

出走予定日本馬ーアウォーディー(武豊騎手)

        アポロケンタッキー(クリストフ・ルメール騎手)

        ゴールドドリーム(ジョアン・モレイラ騎手)

        ラニ(ライアン・ムーア騎手)

出走時間ー25:45(日本時間)

さてメインレースのドバイワールドカップです。日本からは昨年のJBCクラシック覇者アウォーディー、その弟でアメリカ三冠戦線皆勤のラニ、東京大賞典を制したアポロケンタッキー、今年のフェブラリーステークスを制したゴールドドリームなどが出走します。

4頭も日本馬が出るのでどれか勝って欲しい・・・と期待したい所ですが、強すぎるライバルが一頭・・・

昨年のブリーダーズカップ、今年に入って世界最高賞金額のペガサスワールドカップを4馬身差で圧勝したアメリカの怪物アロゲートも出走を予定しています。ダートでは現役最強馬とも言われていて、ダートの本場アメリカでも太刀打ちできる馬が現状いないという歴史的名馬です。

日本の4頭がこのアロゲートに対抗できるかと言われると・・・かなり厳しいものがあると思われますがなんとか食らいついていってほしいですね。

日本馬が勝つにせよ海外の馬が勝つにせよ熱いレースが見られることは間違いないでしょう。

JRAがドバイワールドカップデーの馬券を発売

昨年から日本馬が出走する海外レースで一部公式に日本のJRAが馬券を発売するようになるました。

今回のドバイミーティングではドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドカップの3レースが販売の対象になっています。

レース時間は日本の夜中ですが、見るだけではなく馬券も変えるとなるとまた観戦する側の熱の入り方も違いますよね!

事前にネット投票の会員になる必要がある(無料ですがオンラインバンク口座が必要)ので詳細はJRAの公式ホームページを確認してみてください→JRA公式HP