みなさんレアル・マドリード所属で、ポルトガル代表のサッカー選手クリスティアーノ・ロナウドについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「ドリブル」「イケメン」、「ナルシスト」、「筋肉」、「意外といいやつ」などなど・・・様々なキーワードで語られますよね。俳優のようなルックスの良さから嫉妬や反感を買う事も多いようですが・・・
実際、C・ロナウドはどういった性格の人なのでしょうか?数々のエピソードと共に見ていきたいと思います。
クリスティアーノ・ロナウドはナルシスト?
裸と筋肉を見せたがるC・ロナ
C・ロナウドの大きな魅力と言えば見事に鍛え上げられた筋肉。そのあまりの見事さに他業種であるプロ野球の阪神タイガース糸井嘉男選手からも「目標」とされるほど。確かにC・ロナウドの筋肉は男でも惚れそうになりますよね。
しかしその美しすぎる筋肉を持っているからかC・ロナウドはよく「ナルシスト」とも取れるような行動をします。
SNSも含め、カメラが入っている環境では明らかに不必要なほど「裸」で写っているシーンが多いです。思わず「なぜそこで脱ぐ必要があるんだ」とツッコミを入れたくなってしまうほど。
— Cristiano Ronaldo (@Cristiano) 2017年4月3日
自分のロゴが大好き
そしてC・ロナウドは自分の名前の頭文字と背番号を合わせて「CR7」というブランドを立ち上げています。ジャンルはファッション、サッカーシューズ、ホテルなど多岐に渡り、そのほとんどに「CR7」というロゴが付いています。
噂ではチームメイトへのプレゼントにもロゴが刻印されているとか・・・
監督気取り?
2016年に行われたヨーロッパ大陸王者を決める大会EURO2016でポルトガル代表は見事に優勝を果たしました。C・ロナウドもきついマークに苦しみながら勝利に貢献していましたね。
しかし一番話題になったのは決勝戦でのC・ロナウドの振る舞い。残念ながら足を痛めて途中交代となったロナウドですが、リードして迎えた試合終盤、勝ちたい気持ちが強すぎて監督と同じ位置のタッチラインギリギリまで出てきてチームメイトを鼓舞。とっても目立ちたがり屋な一面を覗かせました。
ちなみに元レアル・マドリードの監督ジョゼ・モウリーニョからは「あれはあんまり意味がなかった」という評価を下されています。
こういったエピソードを見る限りC・ロナウドが自分大好きなナルシストであることは否めないでしょうね。
「なぜ、笑うんだい?」C・ロナウドのいい人エピソード
タトゥーを入れない理由
そんなナルシストぶりが度々批判の的になるC・ロナウドですが、同時にいい人、スーパースターらしいイケメンエピソードも数多く存在しています。
その中で有名なのが「入れ墨、タトゥーを入れない理由」です。
C・ロナウドがタトゥーを入れない理由は「献血」のため。日本でもそうですが基本的に入れ墨やタトゥーを入れて間もない人は献血に参加することが禁止されています。
ロナウドは頻繁に献血に行くため、タトゥーは入れないと宣言していますね。
慈善事業に積極的、脳を手術する子供のために髪型を変える。
クリロナのこの髪型、脳の病気の男の子の傷跡と同じようにカットしたんだって。
手術費用も全額払ったんだって。
本当のイケメンは顔だけじゃなくて中身もイケメン
試合は負けちゃったけどかっこよさはNo.1だったよ☺️ pic.twitter.com/o2rcKpyfAg— kana (@BigLoooover) 2014年6月27日
C・ロナウドはスポーツ界でもトップクラスに慈善事業を行っていることでも有名です。
恵まれない環境にいる人々や生まれながらにして障害を持った人々、自然災害に巻き込まれた人々などに対して、1年中様々な慈善事業を行っています。
脳を手術しなければいけなくなった子供の治療費を支払い、「俺も一緒だよ」と励ますために自らの側頭部を刈り上げた髪型でプレーしたこともあります。
「なぜ笑うんだい?」日本の少年を気遣うC・ロナウド
そしてこれは日本での話。スポンサーのイベントで日本にやって来たときのことです。
イベント中の企画でとある少年がポルトガル語でC・ロナウドに質問をするというシーンがありました。その少年のポルトガル語はお世辞にも分かりやすい発音ではなく、周囲にいた人から笑いが漏れ始めます。
しかしC・ロナウドは少年の話をしっかり聞き、笑った人たちに対して「なぜ笑うんだい?」と戒めるように言いました。そして「彼のポルトガル語は上手だよ」とファンである少年を気遣います。
練習好きのC・ロナウド
これだけイケメンで大金持ち、ナルシストだと「どうせ努力していないんじゃないか」というレッテルを貼られることもありますよね。
しかしC・ロナウドは自他ともに認める「練習の虫」です。
マンチェスター・ユナイテッドにいた頃はコーチに練習を禁止されるほど。そして元ポルトガル代表のデコから「練習量と完璧主義が行き過ぎて病的」とまで言われています。
腹筋の回数は1日3000回とも言われていましたが、回数をやればいいという訳ではないらしく、実際は週に1000回ほどの回数を効率的にやっているそうです。他にもボディビルダーのようなトレーングメニューを毎日こなし、食事にもかなり気を使っています。
そりゃあんな体を保っているのに努力していないわけがないですよね。
クリスティアーノ・ロナウドはナルシストだがスーパースターでいい人
まとめるとクリスティアーノ・ロナウドは「ナルシスト」であることは間違いないが「イケメンで慈悲深いスーパースター」だと言えるでしょう。
いつもバロンドールを争っている優等生イメージの強いリオネル・メッシと比較されてどちらかというと「ヒール」っぽく扱われることが多いですが、決して悪い人ではありません。今までC・ロナウドのことを「チャラいイケメン」としかとらえていなかった人は少しイメージを変えてみるといいと思いますよ!