2016年の11月にあの楽天がバルセロナとスポンサーシップを締結する事が話題となりましたよね。
その決定に「バルセロナの胸ロゴに楽天の文字が入るの?」「ラクテン、は漢字なのかローマ字なのか?」といったようにユニフォームのデザインを議論する人もたくさんいましたね。
2016年のスポンサーシップ提携発表時に一応ユニフォームも公表されましたが当時はあくまで仮のデザインで最終的には今後協議した上で決める、との事でしたが2017年5月の終わりにやっとデザインが固まって発表されたようです。
バルセロナのユニフォームに「Rakuten」の文字!
楽天とスポンサーシップを締結したバルセロナ。
バルセロナの公式インスタグラムによると2017年の新ユニフォームはこうなるようです。
ばっちり「Rakuten」の文字が胸ロゴに入っていますね。
当初はどうなるもんか・・・と少し心配していましたがデザイン的にはシンプルで意外と悪くないのではないでしょうか?
ちなみにバルセロナは元々胸ロゴは入れない主義のクラブで、初めて胸ロゴを入れたのは2006年と比較的最近。最初のロゴは世界的企業(機関)の「ユニセフ」で2011年からはカタール財団、2013年からはカタール航空がロゴに入るなどけっこう胸ロゴのブランド力は気にしているタイプのクラブだと言えるでしょう。
この流れの中で楽天が胸ロゴに入るのはけっこうバルセロナ的に新しい試みなのでは?と思いますね。
バルセロナの胸ロゴが楽天になって海外の反応は?
実際アジアの企業が資金力を活かして胸ロゴに企業名を載せることについてバルセロナのファンはどう思っているのでしょうか?
もちろん伝統的に胸ロゴを入れない期間が長かったクラブなので多少反発はありますが、公式インスタグラムの反応を見る限り「悪くない」という意見が多いように感じますね。
そもそも欧州サッカーにおける日本企業の胸ロゴは昔からかなりポピュラーなやり方ですのでたぶん日本の人が思ってるほど拒否反応はないんじゃないかと思います。これまでバルセロナをスポンサードしてきた「QATAR AIRWAYS」と見た目上そんなに違いがあるとも思えませんし・・・
過去にはユベントスがソニー、ヴァレンシアにトヨタ、リヴァプールに日立、ローマにMAZDA、アーセナルにセガなどがスポンサーになってきましたし、挙げればキリがないほど日本企業は欧州サッカークラブをスポンサードしてきた歴史があるので向こうの人も慣れているでしょう。
マンチェスター・ユナイテッドが史上初めて胸スポンサーを入れたのはシャープですし(このユニフォームは有名)、現在でもチェルシーがヨコハマタイヤのロゴを入れるなど特に珍しい事でもありません。
いずれにしてもアジア市場の利益を拡大する対象に中国ではなく日本企業が選ばれたのは悪い事ではないかと思います。